2016年5月30日月曜日

発達障がいのある子どもたちの将来の自立を願って。


 横須賀YMCAではこの1学期の間、3回にわたって発達障がいのある子どもたちの自立を考える理解講座を実施いたします。523日(月)には第1回目として、横浜YMCAトライアングルプログラム指導員の田沼美穂さんをお招きし、『発達障がいのある人たちのライフステージ』というテーマで、発達障がいのあるお子様たちの 幼児期・義務教育・高等教育・そしてその後の人生について、20年の間YMCAでの指導経験を通して今までかかわってきた子どもたちの歩みを紹介しながら、それぞれのライフステージで必要な支援について、お話ししていただきました。
 参加者は、トライアングルプログラムに在籍されている会員の保護者のほか、発達障がいプログラムのトライアングルやバランスクラスの新人リーダー、他部門の指導講師、一般の方々など15人の方々が参加しました。


  田沼さんのお話を伺い、「子どもはまだ4歳ですが成人になった時のイメージがなんとなくできてよかったです。」 「この先、生きていくのにいろんなことがあることを、まず親が知って、知らせてあげたいと思い、参加しました。『手は放すけど目は離さない。』を頑張って実践しようと思います。」 「今までを振り返り、今を考え、これからを思い描くことができました。息子に『あなたはあなたのままでいい。』と伝え続けたいと思います。」など、様々なご感想をいただきました。
 


 次回は621日(火)1000~1130、乳幼児向けお子様のために「小学校入学までにやっておくこと」、第3回目は76日(水)10001130、幼児から小学生のお子様のために、「将来の自立のために今できること」について、横浜YMCAトライアングルプログラム指導員 大沢紅果さんからお話を伺います。ぜひ関心のある方はご参加ください。お待ちしています。
                                    (生涯学習部・佐々木美智)