2015年5月1日金曜日

「竹細工の笛でウグイスと会話をしてみたくなりました。」

横須賀YMCA・ヘルシーキッズデイ「竹細工」プログラムのご報告

 2015年4月29日(祝・水)に行われた、横須賀YMCA「ヘルシーキッズ&ファミリーデー」のプログラムの中で、よこすか市民会議「1000年の森をつくる会」という団体のボランティアの皆さんのご協力のもと、「竹細工プログラム」が小学生を対象に11時15分から12時で行われました。
 普段なかなかのこぎりなどの工具を使い慣れてない子どもたちにとって、竹を扱う手つきは、最初はちょっと硬く緊張気味でしたが、ボランティアの方々が手を取って丁寧に指導していただいたおかげで、可愛い小鳥の笛が次々に完成しました。さっそく笛を吹いてみると、うぐいすのさえずりのような澄み渡る音色が教室いっぱいに響き渡りました。
 参加者した子どもたちからは、「竹で何かを作るというのは初めてだったので、やり方など分からなかったけど、おじさんたちが優しく丁寧に教えていただいたおかげで、完成することができました。」「もう一個作りたかったです。うぐいすが来るように笛の鳴らし方を練習します。」「作ってみたら、意外と簡単で楽しかったです。もっとうぐいすに近づいて、会話してみたいです。」など可愛いコメントいただきました。そばでご覧になっていた保護者の方からも「普段体験できない作業でしたが、とても楽しそうに興味を持ってチャレンジしている姿に嬉しく思いました。ありがとうございました。」と目を細めていました。
 工具を使っての竹細工は、手先のトレーニングになるだけでなく、自然に関心を持ち、五感を通して子どもたちに豊かな感性を養う良い体験になるものと思います。これからも「ヘルシーキッズ&ファミリーデー」のプログラムの一つに取り入れていきたいです。ぜひまた来年もご参加ください。

(横須賀YMCA 生涯学習部 佐々木)