2015年12月31日木曜日

2016年新春書初めに向けて


横須賀YMCA・冬期講習「書初め集中」プログラム報告
 
 横須賀YMCAでは、1226日(土)から28日(月)までの3日間、2016年新春書初めに向けて、「書初め集中」プログラムが実施されました。
年間クラスで書道土曜日クラスを担当しているベテラン講師久保欣畦先生が、初めて書道クラスに参加した小学1年生から、書道クラス在籍5年目の小学6年生まで、優しく、熱心にご指導していただきました。
 普段、キッズダンスを習いに来る活発な小学1年生の女の子は、今回初めて書道に挑戦しました。お道具や周りを汚すことなく、落ち着いて集中し立派な「ふじ山」を仕上げました。

 1年近く習っている小学3年生の女の子は、3日間集中した練習の成果がさらに表れ、書初め用の大きな用紙にいつも練習している半紙の字よりものびのびと、「お正月」を書くことができました。

 冬休みの書初めクラスにほぼ毎年参加してくれる小学6年生の男の子は、今回は大型の書初め用紙に自ら選んだ「大所高所」、小さな点にこだわらない、広く全体を見通す、という四字熟語字を、自信を持って見事に書き上げました。

 書道を通して精神を集中し、心が新たに清らかになったところで、2016年が参加した皆さんにとって良い1年になることを願います。

 指導していただいた久保先生から2016年の新しい年を迎えるに当たり、先生自身が書かれた「春徳風」という書の作品をいただきました。「春に吹く風は全てのものに生命を与え、また、良き教化をもたらす」という意味があるそうです。

 横須賀YMCAも地域の方々に、2016年も書道をはじめ様々なプログラムを通して、学ぶ喜び、生き生きとした生命、生きがいを、皆様にもたらすことができますように、一生懸命取り組んでゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 
                                      (生涯学習部 佐々木美智)