横須賀YMCAでは、2月15日に広島、長崎、沖縄、横須賀からパルリストを迎え、グループワークを交えた学習会として 「戦争をジブンゴトにするとは」(共催 一般社団法人かたわら・横須賀YMCA運営委員会)のテーマでユース世代が中心となり企画し、開催しました。
パネリストは、20代のユース4人が自分たちが経験していない戦争を、どのように「ジブンゴト」にし、原爆や戦争に反対していくか、という視点での話がありました。
第1部パネリストの報告では、広島からは、被爆地としての広島という立場とともに、多くの兵士を送り出した軍都としての立場もあるという視点に立った問題提起がありました。
横須賀からは、ユース世代50人に協力していただいたアンケート結果をもとに、ユース世代がジブンゴトにするための視点を持つ難しさについての問題提起がありました。沖縄からは、マイノリティーとマジョリティーの問題があるという視点が提示されました。長崎からは、「ジブンゴトにする」ということは「知ること」の連続だという視点が話されました。
パネリストの報告を受けて第2部のグループワークでは、①「ローカル(一人ひとりが住む街)の記憶を知ることの意義は何か」 ②「なぜ多世代が戦争の記憶と向き合う必要があるのか」の二つのテーマで行いました。それぞれのテーマで参加者が活発に議論し、共有することでまさに「ジブンゴト」になったグループワークとなりました。
最後に、グラフィックレコードで進行のまとめを可視化し会場全体で共有しました。
担当 青木