2015年11月4日水曜日

認知症サポーター養成講座実施いたしました!

横須賀YMCA・認知症サポーター養成講座実施報告

 横須賀YMCAでは10月30日(金)に大津地域包括支援センターの社会福祉士・鈴木礼さんを講師としてお招きし、認知症サポーター養成講座を実施しました。
 この講座では、講座を受けた人が,認知症について正しい知識を持ち、認知症の方や、その家族の方を見守り応援するサポーターとなってくれることを目指しています。地域全体で認知症の人を支えていこうという取り組みです。認知症の特徴や、症状、薬での治療や症状の緩和、また周囲の人たちの適切な接し方などもスライドを使ってわかりやすく説明してくださいました。
 認知症サポーターとしての基本姿勢は(1)驚かせない、(2)急がせない、(3)プライドを傷つけない、この3つの「ない」が重要です。数日前には宮崎県で認知症の方による痛ましい事故があったばかりです。認知症の方を被害者にも加害者にもさせないように,家族だけでなく地域全体で守っていかなければなりません。テレビなどの情報でなんとなく知っているつもりでしたが、今回初めてこの講座を受講し、対応の仕方なども改めて知り、とてもためになる講座でした。今回20代~80代の女性の方8名が参加してくださいましたが、今後も様々な年代の方、特に男性にも受講してほしいです。
 講座の最後には、認知症サポーターのしるしとしてオレンジ色のリングとパンフレットが渡されました。これからも多くの方々が参加し、このオレンジリングを持つサポーターが増えてみんなで助け合える地域作りをしていきたいと思います。
(横須賀YMCA 中居久仁子)